企業再生

企業再生とは

何らかの問題に直面して、事業の継続に支障が出ている企業の当該問題を解決して、事業継続を可能にする業務

人を幸せにするための企業再生を

企業再生というと、「倒産寸前」とか「失敗した」とか「リストラ」とかといったマイナスイメージが付きまといます。

しかし、私が手掛けてきた企業再生では、多くの人を幸せにできたと思います。涙を流して、「よかったです」「ありがとうございました」という感謝の言葉をかけて下さることがほとんどです。

私は、常に「人を幸せにするための企業再生」を第一に考えます。

ですから、決して悲観的にならず、前向きにとらえて、少しでも早く、ご相談ください。

これまでの実績

私が初めて企業再生の現場に直面したのは平成19年。

それから、13年間で、50件を超える企業再生に関わってきました。大阪府中小企業再生支援協議会の外部専門家として、金融機関への返済条件を変更緩和するリスケ(私的整理)を年間3~6件、民事再生(法的整理)の申立代理人の補助者もしくは監督委員の補助者として年間1~2件関与しております。

私的整理と法的整理のいずれにも精通していることで、それぞれの経験を生かした仕事ができるということが私の強みです。

私的整理における債権カット案件、債務超過額が10億を超える案件、本業の収支がかなり悪化している案件、取引金融機関数が10行以上の案件といった難易度が高い案件については、取りうる選択肢が限られます。それゆえ、こうした案件では、これまでの経験が幅広くある者にしか解決できません。

たとえ、選択肢が限られていたとしても、その中で問題を解決してきました。

その突破力、交渉力を信じて、私にお任せください。

企業再生を成功させるために

企業再生を成功させるために、「一体感」と「前向きに解決しようとする力」が最も大きな要素になります。

債権者、スポンサー、クラインアントの経営者と従業員といった方々はそれぞれ利害が対立することがあります。しかし、企業再生という場面では、一体となって問題を解決しようとする環境ができれば、スムーズに、よりよい解決ができます。そのためには、お互いの考え方や立場を理解しあうことで、信頼関係を築くことが重要です。その上で、共通のメリットを見出し、それにベクトルを合わせていくことで「一体感」を生み出します。

また、企業再生をしないといけなくなった以上、何らかの問題があったことは否定できません。どうしても、その問題を責めることに終始してしまいがちで、「だからダメだったんだ」「あの人がいるからダメなんだ」となってしまいます。確かに、そのことに、まず真摯に向き合うことは不可欠です。しかし、その問題の原因となった者が、しっかりと反省したならば、他の者は、それを責めずに、問題解決に協力する。これが、「前向きに解決しようとする力」になります。そうなるように、タイミングよく、適切な言葉をかけていくことが非常に重要です。

企業再生の流れ

企業再生の流れは、概ね以下の通りの流れになります。私的整理で、軽症の場合は3ヶ月程度で解決できる場合が多いですが、私的整理でも債務超過額が大きいとか、取引金融機関数が多いといったことがあると6ヶ月程度、債権カットが必要であれば、短くても6ヶ月、長ければ2年近くかかることもあります。

①現状分析・問題点の抽出(1~2ヶ月)

ヒアリングの実施/短期診断(ショート・レビュー)/デューデリジェンスの実行など

②解決策の提示(1~6ヶ月)

ファイナンスプラン作成/関係会社整理・資産売却/M&Aなど

③再生スキームの実施(1ヶ月~1年)

弁護士、公認会計士等/各種専門家とのアライアンス/各種手続き、税務紹介など

④フォローアップ(3年程度)

中長期計画コンサルティング/財務改善コンサルティングなど

弊社のコンサルティングの特徴・報酬体系

わたしどもの強みは、会計の知識はもちろんのこと、数多くの再生案件で蓄積されたノウハウや経験、成功へ導くサポート力です。

他の会計事務所では企業再生を手掛けているところはほとんど無く、専門のコンサルタント会社でも後々のフォローアップまで行なってくれるところは多くはありません。

フォローアップのことを想定し、「具体的な」計画策定を行い、その実行をフォローすることで、真の再生につながります。

業務内容報酬体系
実態把握100万円~(難易度、事業の種類、規模により異なります)
事業計画策定支援100万円~(難易度、事業の種類、規模により異なります)
事業計画実行支援月額10万円~(月次でのご訪問を前提)