経営改善

経営改善とは

外部環境分析と内部環境分析を通じて、SWOT分析をし、経営改善策を立案し、その実行支援を行ないます。

評論家ではない実務家が実現する真の経営改善

コンサルタントの仕事は、①現状の把握と改善すべき点の把握に始まります。その上で、②その問題を解決するための計画を立案し、③その施策を実行させるというステップがあります。

このうち、①と②は学者でも評論家でもできます。というのもそのコンサルタントの一方的なものであってもできることだからです。しかし、③の「施策を実行させる」というのは、その主体が企業側にあるので、コンサルタントが①と②の問題点と改善計画とを企業側に説明し、納得させたうえで、さらに、その実行の手ほどきまですることができてはじめて実行させることができるわけです。

企業側が納得しなかったり、実行する方法がわからなかったりすれば、実行できません。そういった場合、コンサルタントの多くは、「企業側が理解できないため、実行できなかった」とか「企業側にやる気がなかった」と言って、企業側の責任にすることが往々にあります。

でも、それでは、学者や評論家と何も変わりません。

私は、評論家ではなく、実務家でありたいと思います。改善の結果が出るまで、実行できるようにする。そういう実務家としてのコンサルタントでありたいと思います。そうあることで真の経営改善をクライアントとともに行いたいと思います。

専門的知見あるコンサルタントとのネットワーク

私は、企業再生を通じて、専門的な知見を持ったコンサルタントとの協同作業を行ってきました。生産現場の改善に通じているコンサルタント、ブランディングの手法に通じているコンサルタント、人事システムの構築に通じているコンサルタント、情報システムに通じているコンサルタント等々、コンサルタントと一言で言っても多岐にわたります。専門的な知見を持ったコンサルタントがその企業にとって必要であれば、そういったコンサルタント共に協同作業をします。

より専門的な知見を持ったものがメンバーに加わることで、より適切に、よりスピーディーに問題解決ができます。

こういったネットワークを広く持っていることも弊社の特徴です。

経営改善の流れ

①経営診断・分析

外部環境分析と内部環境分析を通じて、SWOT分析をします。強みと弱み、機会と脅威を把握して、課題を明確にします。

<外部環境分析>

・市場調査(需要・供給予測等)

同業他社の公開データや市場のデータなどから、需給の状況の動向を調査します。

<内部環境分析>

・財務分析(PL/BS/CF)

同業他社と比較して、財務的な課題整理を行ないます。

・人員体制と設備の稼働状況、現場作業の状況の確認

現状の課題点の整理および算定のために必要な取り組みを検討します。

・部門別収支分析

各部門の特徴を加味し、ヒアリング等を通じて課題の把握を行ないます。

②改善策の実行と定着支援 

経営改善策は、具体的・実現可能性の高い計画を立案し、改善策の実行支援を行ないます。

・プロジェクト会議

プロジェクト会議にも参加し、アクションプランが計画どおり進めるように支援をしつつ、課題解決に向けて主体的に行動できる職員の意識改革をおこなっていきます。

・具体的アクションプラン

アクションプランの進捗状況を適切に管理するために、管理表を作成し、課題・進捗状況が明確化し、実行できるよう支援をいたします。